多目的測定器(ロジアナ)

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■2004/10/8 ロジアナを両エッジサンプリング対応にし最高400MHz(8ビット)となりました。 下記画像も400MHzサンプリングのものに変更しました。


ロジアナ(200MHz、16ビット)部分のハード、ソフトがある程度できあがりました。

ロジック入力は直列に33Ωと10KのプルダウンをしてからSN74LVC245を通してFPGAに入れています。 LVC245はVcc3.3Vで5V入力可能、ESD耐性が強いので入力バッファーに最適です。 直接FPGAにいれるとCycloneは5V入力できないので5V系のロジック信号をいれると破壊の可能性があります。

■12.8MHzをSN74LS393で256分周したものを2.5nsでサンプリング
logiana2.png

テスト用に適当なカウンターを探したら古いSN74LS393が見つかりました。 最近は高速CMOSばかり使っているので部品箱の片隅に忘れ去られていたのですが使ってみるとやはり遅いです。 仕様書では遅延時間は1段あたり12〜13ns、実測では7段で77.5nSなので11.1nsとなりました。
FPGAの内蔵RAMを200MHz(5ns)で動かしているのから考えると隔世の感があります。

まだトランジショナル・サンプリングを実装していないので16ビット、2048ワード分しかサンプリングできないのですが、トリガーが16ビット指定パターンで可能なのでこのままでもかなり使えそうな感じです。

まだC#になれていないせいか、オブジェクト指向を体得できていないせいか、クラス設計はいきあたりばったりで、ちょっと作ってはクラス構造を変更しています。 そのせいか最初のころにつくったネットアナのソフトと今回のロジアナのソフトでは大きく構造が違います。 まとめてMDIにしているので見た目も大きく違い違和感があります。




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