旧 多目的測定器

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前につくっていたものです。
今は H8/3052 ではなく H8/3664(秋月の基板)を使っていますので このページの内容は古くなってしまいました。 新しく作っている多目的測定器のページはこちらです。


現在製作中の多目的測定器です。

簡易ネットワークアナライザをベースに CPLDをFPGAに変えて測定範囲の拡大、分解能をあげる、などの改良とスペアナ、ロジアナ(200MHz、16ビット)、USBアナライザ、デジタルオシロ(2CH、100MHz 8ビット)、周波数カウンタなどの機能を加えて一体化し、アマチュアレベルの電子工作で必要な測定を1台で行えるようにする予定です。 100KHz、12ビットで入力信号をサンプリングすることによりFFTアナライザも追加でき、低周波の測定(周波数特性、ひずみ率)も可能です。

まだ製作中ですが、基板構成はアナログ信号入出力で1枚、FPGA+CPU(H8/3052)で1枚、電源となっています。

■左がアナログ入出力、右がFPGA+CPU(H8/3052)
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秋月で買った片面基板でつくります。 必要なところには銅箔テープを貼りグランドを強化します(数百MHzまで安定動作させるため)。 銅箔テープはブロックごとに分離して貼ってあります。

・左のアナログ基板は銅箔の貼ってあるブロック下から、CH2アンプ、CH1アンプ、信号アッテネータ(左上)、直交検波とADコンバータ(右上)となっています。 CH1アンプの緑色のトリマのあたりが入力アッテネータ(半田面にリレーを実装)、その右側がアンプ(2SK125x2、CLC452)です。 CH2は未実装です。 銅箔のないところにある2個のICは74HC595でリレーのドライバーとして使います。

・右のデジタル基板は、下がH8/3052、上がデザインウエーブのFPGA基板(EP1C3)です。 H8/3052はROMが512KBと大きくFPGAのコンフィギュアデータも入れ、H8でFPGAのコンフィギュアをします。


■電源(上にアナログ±5V、下にデジタル5V)
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アナログ±5Vに使っているトランスは100円で買った6VACアダプタのものです。 ダイオード2個をつかった全波整流になっていましたのでダイオード4本のブリッジで正負電源にできました。 あとは3端子レギュレーターで安定化しています。
デジタル5Vは秋月で200円?で買った携帯電話用のSWレギュレータです。
どちらも出力にポリスイッチ(秋月で1個50円)をいれ、1次側(AC100V)にはヒューズをいれています。 またそれぞれの出力にはLEDをつなき通電中であることがわかるようにしています。
トランスの左側の2本の赤い線はAC100Vです。 短かったので延長していますが接続部分は熱収縮チューブで絶縁しています。

電源は間違えると感電、火事など重大事故につながります。
手の触れるところには100Vの配線をしない、要所要所にヒューズ、ポリスイッチをいれるなどの配慮をします。

工作は楽しむものです。 危険のないように何重にも安全措置をとりましょう。


以上の基板2枚と電源を、150(W)x80(H)x200(D)のケース(タカチ製、千石で購入)に収める予定です。



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