APB−3 開発過程

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2012/01/11
APB-1 を作ってから2年以上たち、使っているデバイスの入手にも苦労するようになりました。 またデバイスも進化し、 APB-1 設計当初より高性能なものが使えるようになってきました。
そこで、2年たった今、入手可能なデバイスで FPGA実験基板を再設計してみました。  APB-1 で不満だった部分を強化し、不要だった部分は削除しました。

デバイスは以下のものを選定しました。
ほとんどの項目で性能が向上していますが、いくつか悪くなったところもあります。

具体的には APB-1 と比べ性能向上したのは、
です。
一方、悪くなったり削除したのは、
です。
簡単なアンチエイリアシングフィルターは必要なら入れられるようになっています。



■試作した基板
マウント基板 クリックすると拡大

基板は、大きさ100x100、厚さ0.8mmです。

中央の大きなIC1がFPGA(XC6SLX9)です。

FPGAの左上のIC6がADC1610Sです。 FPGAとLVDSで接続していますのでこの信号ラインからAD入力へのかぶり(自家中毒)が低減できます。
ADC1610Sの左にあるIC8がADドライバ(ADA4950)です。 シングルエンドから差動に変換しADCに接続しています。
高インピーダンスバッファ(OPA356)は裏面にあります。

FPGAの右側にあるIC7がDA(AD9707)です。 QFNパッケージなので小さく見えます。

FPGAの左下にあるIC5がAD/DA(UDA1345)です。 IC5の下にあるステレオミニジャックからオーディオ入出力します。

FPGAの左の未実装のIC10はATMEGA328用です。 スタンドアローン動作させるときはここに実装します。




■閑話休題



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